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ガイソー富士見店

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「ウレタン防水の通気緩衝工法とは?密着工法との違いと選び方をわかりやすく解説!」

2025.06.25
前回のブログで登場したウレタン防水。

屋上やベランダの防水工事を検討されている方から、よくご相談をいただくのが「ウレタン防水って何がいいの?」「通気緩衝工法って難しそう…」といったお声です。

今回は、ウレタン防水の中でも**特に下地の状態に左右されにくい「通気緩衝工法」**について、よく使われる「密着工法」との違いも踏まえながら、わかりやすくご紹介いたします。

【1. ウレタン防水とは?】

ウレタン防水は、液体状のウレタン樹脂を塗って固める防水工法です。
屋上・ベランダなど平らな場所に施工されることが多く、以下のような特徴があります。

継ぎ目がなく、雨水が入りにくい

下地の形状に柔軟に対応できる

塗り重ねでメンテナンス可能(10~15年ごとに再施工)



▲青い色がウレタン防水

【2. 通気緩衝工法とは?】

通気緩衝工法とは、ウレタン防水の下に**「通気緩衝シート(絶縁シート)」**を敷き、その上にウレタン防水材を施工する方法です。

特徴
シートの下にある下地から発生する湿気や空気を逃がす通気層がある

膨れ・剥がれを防ぎやすい

下地が湿っていたり、古いコンクリートの場合でも安心

【3. 密着工法との違い】

項目 密着工法 通気緩衝工法
下地との関係 ウレタンを直接密着させる 通気シートを挟んで絶縁する
湿気の処理 湿気がこもりやすい 脱気筒などで逃がす仕組み
膨れのリスク 高め(特に古い建物) 低い・安定しやすい
工事コスト 比較的安い やや高め(シート・脱気筒使用)
適している場所 新築や下地が健全な箇所 改修工事や雨漏り再発防止が必要な場所

【4. どちらを選ぶべき?】

密着工法が向いているケース
新築物件

前回の防水層がしっかり残っている場合

下地が乾燥していて健全

通気緩衝工法が向いているケース
築年数が10年以上

コンクリートが湿っている、または傷んでいる

雨漏りがあった/再発を防ぎたい

長期間もたせたい

【5. まとめ|防水工事は“下地診断”がカギ】

ウレタン防水は非常に柔軟で使いやすい工法ですが、建物の状態に合った施工方法を選ぶことが大切です。

特に築年数が経っていたり、過去に雨漏りがあった場合には、通気緩衝工法がおすすめです。下地の湿気をしっかり逃がすことで、施工後の防水層が長持ちしやすくなります。

【6. ガイソー富士見店では…】

当店では、外壁塗装だけでなく防水工事の現地調査・診断も無料で行っております。

・現地調査で下地の湿気もチェック

・劣化状況を写真付きで報告

・ 密着・通気緩衝、どちらが適切かご提案

・ 助成金や補助金のご相談も可能

お気軽にご相談ください。
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